April 2007

April 30, 2007

今年のゴールデンウィークは。


ゴールデンウィークを間近に控えて、我が家は早くも年末の旅行を検討中だったりする。
日本就航55周年を迎えるKLMオランダ航空のキャンペーンをやってるNOTAM
すっかり感化されて、気分は超ヨーロッパムードに。
オランダへ行ってナインチェ(日本ではミッフィー)に会いに行こう!
と思ってたらKLMはスターアライアンスじゃないのでマイルが貯まらない。
ならばルフトハンザ航空でフランクフルトを経由するか。
でもせっかくドイツ行くんなら、宮本輝の「ドナウの旅人」ばりに列車でプラハ辺りまで行ってみたい。
なんて考えていたら、ドイツもオランダも妻は行ったことがあるので、
いっそ行ったことのないインドにしよーかという意見まで出て、もはや無限ループ状態。

そんな話をしておきながら、来年の盆休みの計画も同時並行で進行中。
ちなみに来年のお盆は両方の母を連れて4人でスペインを旅行しようか、と。
何年も前から母がスペイン旅行を熱望していたため、私と母との二人旅計画を妻に話したところ、それなら私の母も連れて行ってあげたい、ということになったのだった。
しかし今年で66歳になる母にはバックパッカー並の安宿は精神的にも体力的にも辛かろう。
立派なホテルに泊まるならパッケージツアーが断然安い。
ならばパッケージツアーを申し込んで、途中から別行動するのも一つの手かもしれないけど云々…
考えてるだけでGWを過ごしてしまいそうな気がする。


今から思い返すと、私の初めてのスペインはパッケージツアーだった。
卒業をまぢかに控えた大学4年の2月、当時のカノジョ=現在の妻と行ったのだが、パッケージツアーというのはあれが最初で最後だった。
やはりヨーロッパというだけあって金持ちそうな奥様がたが多く、
私は今までどこそこに何回行ったとかやたら自慢しあったり
マドリッドにある高島屋でやたら高そうなモノを競うように買ったりと、
見ていて疲れることこの上なかったのを今でもよく憶えている。

もう一つよく憶えているのは、出発の日の朝、目を醒ますや否やすぐにトイレに駆け込んだこと。
胃がぞうきんを絞るように収縮し、強烈な痛みと共に嘔吐した。
いわゆる胃腸風邪というヤツだったのだろうけど、だからと言って旅行を諦めるわけにもいかず、すぐに荷作りして出発。
あんのじょうカノジョに伝染してしまう。
ツアーの内容は、マドリッド(2泊)→コルドバ→セビーリャ(1泊)→グラナダ(1泊)
→ミハス→バルセロナ(2泊)→帰国 …だったと思う。
しかし私から伝染された風邪でカノジョがダウンしたため、
私らはセビーリャでパーティーから離れて別行動することに。
早朝にバスで出発する一行を見送り、私らは数時間後に列車で次の街・グラナダへと向かった。

そのとき車窓から眺めた景色は、今ではほとんど思い出せない。
ただ私に何か吹っ切れるきっかけを与えてくれたような気がする。
見知らぬ街を歩く心細さとうらはらに湧き起こる抑えようのない未知に対する
ドキドキとワクワク。
道を人に尋ねまくり、見かねて手を差し伸ばしてくれる人の親切を受け、
二人で論議を重ねながら、深夜、グラナダにてツアーガイドと再び合流できたときの安堵と、終わりを迎えた冒険に対する寂しさが、私を次の旅へと衝き動かしたのかもしれない。
その翌年、私は一人でタイ国境まで行き、メコン川を挟んでラオスの大地を目の当たりにし、しばらくラオスにハマるきっかけとなる。


今年のG/Wは久しぶりにずっと日本にいる。
昨年のG/Wはミャンマー、おととしはインド、3年前はラオス(2回目)だった。
今年はせいぜい1泊2日で香川県に住む友人夫婦を訪ね、
讃岐うどんを食べて帰るていどの予定しかない。
次の旅にそなえてドキドキとワクワクを温存することにするか。


(今日の写真:ミハスのうら道 at ミハス/スペイン)
070430

scott_street63 at 01:52|PermalinkComments(4)TrackBack(0) | スペイン