July 13, 2005

タイムトラベラー


アサオです。

先週、久しぶりに一人でバーなんぞにしけこみました。
午前1時。
深夜残業の末、まっすぐ家に帰る前に気分をスイッチしたくて。
会社から自宅まで徒歩7分の途中にあるバー・XAVI(シャヴィ)。
オフィス街にありながら午前2時まで開店してる。

時間が時間なだけに、客は私だけ。
静かな店内でカウンターに座り、珍しくカクテルを注文。
グラスの淵に塩を盛り付けたソルティ・ドッグ。
そー言えば大学時代に初めて知ったカクテルがこれだった。
氷を傾けたり転がしたりして戯れながら、ちびちびと飲む。
マスターがCDをかけた。
爽やかな初夏の海岸を彷彿させるラテンナンバー『イパネマの娘』。
日常からかけ離れた異質な時間に酔い始める。


物理的に移動することだけが旅ではない。
質の異なる時間を往来するのもまた旅と言えないか。
会社から200メートルと離れていなそのバーは、
明らかに日常の雑事を忘れさせてくれた。
土地を旅するのではないのなら、さしずめそれはタイムトラベル。
店内に続く階段はタイムマシン。


マスターと旅の話になった。
彼は勉強を兼ねて時々NYへ行くらしい。
人の慌しさや混雑ぶりを見ていると大阪にいるのと大差はないと言う。
それならまだLAの方が好きだとか、そんな話をしていた。
今まで行った中で何処が最も良かったかと聞かれ、少し迷った末、
ラオスだと答えた。
静かで、何もない、自分と向き合える場所。
しかしそれは、この“シャヴィ”も同じではないか。
自分だけの時間を独占できる数少ない場所。
マスターには悪いけど、この店は誰にも教えないと心に誓った。

今夜もシャヴィへ旅に出ます。


(今日の写真:店内のテレビに夢中 at ムアンシン/ラオス)

050712

scott_street63 at 10:02│Comments(0)TrackBack(0)  

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